起業 大学生 _起業したいと考えている大学生に向けて

起業 大学生 本記事では起業したい大学生に向けて、起業家(Nu Realize株式会社代表取締役)が直接執筆しています。

起業する上での考え方、必要なスキル、キャリア形成についてなど、起業に向けて大切なことを全てお伝えします。

特に、起業したいけど具体的にやりたいことが決まっていない方には特にお役に立つと思います。

起業したい方の無料相談はこちら「起業エージェント」

そもそも起業とは

そもそも起業とは起業とは「新しく事業を起こす」という意味です。
勘違いしてはならないのは「法人設立」「代表取締役就任」「会社経営」「個人事業主として独立」などといった肩書とは別ものです。

おそらく多くの方が「起業」=「法人設立(代表取締役就任)」と考えているのではないでしょうか。
実際に本記事を執筆している私(Nu Realize株式会社代表 冨山)も全く同じ考えでした。

法人を設立することは20万円~30万円程度の資金があれば誰でもできます。
そして、労働力不足が社会問題になっている現在の日本の経済においては、法人を設立してから、最低限のビジネススキルを持っていれば生きていくだけのお金(仕事)には困らないと思います。

つまり、「法人設立」は誰でも簡単に出来る・尚且つそれなりに暮らしていくことは決して難しくないが、それは「起業」ではないということです。

改めて、「新しく事業を起こしたい(起業)」と考えている方は以下を読み進めて下さい。

起業 大学生 起業する上で心掛けるべきポイント

起業する上で心掛けるべきポイントは数えきれないほどあります。
筆者である私は一人前ではないので偉そうなことは言えないですが、経営をしてきた中で個人的に大切であると実体験を通じて感じているポイントをお伝えします。

実際に私(Nu Realize株式会社代表 冨山)が26歳で起業をした際の心情や状況はこちら

何故起業するのか/起業 大学生

起業をする目的を明確にして言語化することが最も重要であり、第一にとりかかるべき事項です。
大学生で起業をしたいと考えている方の多くが「お金持ちになりたい」「自由になりたい」といった目的で起業を検討する方が多いです。

しかし、目的が「お金持ちになる」とした場合、敢えて”起業”という過酷な道を行かずとも
外資系企業や総合商社など稼げる会社に就職したり、投資をするなどいった手段もあげられるはずです。
そして、「お金持ちになること」など利己的な目的で起業をしたとしても、従業員はついてくるでしょうか。

自分は何のために起業をしたいのかを考えて、その目的が起業という手段で適切なのかどうかという点はしっかり検討しましょう。

相手目線で物事を考えること/ビジネスを創る事

相手目線とはつまり、自分を主体として考えずに、社会課題の解決や目の前の困っている人の課題解決という視点のことです。
事業を創る上では「誰のどういった課題をどのように解決するのか」といった問いに応えられることが重要です。

大学生が起業をする上では、机上の空論ではなく、目の前にいる誰かの課題を自分の事業が解決できるといった具体的なイメージまで描けると良いでしょう。

事業戦略の設計

事業を伸ばしていく上で必要不可欠なことは戦略です。

戦略とは、著書「良い戦略、悪い戦略」では、「戦略とは、組織が前にすすむにはどうしたらよいかを示すものである。戦略を立てるとは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するかを考えることである。」と記しています。

つまり、戦略とは、企業が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」です。

競合との差別化・自社の優位性・ブルーオーシャン戦略・世の中のトレンド・PEST分析/5force分析
営業戦略・マーケティング戦略・人員戦略・収支戦略など。
戦略を策定する上で考えなければならないことは膨大にありますが、ここをおざなりにしてはなりません。

起業エージェントでは無料で戦略策定の相談なども行っています。

起業 大学生_大学生起業のメリット

リスクが少ない

若手の起業における最大のメリットはリスクの少なさだと思います。

キャリアのリスク

大学生のうちに起業をして失敗してもその後のキャリアに影響はありません。
むしろ、就活での自己PRとして評価されるようなエピソードになるでしょう。
一方、会社員になってから脱サラして起業をした場合、その後同じ待遇で会社員に戻ることは難しいです。
何故なら、起業を失敗した人というレッテルが貼られてしまうためです。

プライベートのリスク

年を経ると多くの方はパートナーを持ち、家庭を持つことが多いです。
家庭を持つ男性の場合、起業をして失敗して家族に迷惑をかけることは決して良くありません。
しかし、大学生のように若いタイミングでは守るべき存在が少ないため、攻めた経営も行いやすいという利点が挙げられます。

注目されやすい/応援されやすい

近年は若手起業家も少しづつ増えていますが、やはりまだ大学生の起業家はとても少ないです。
少ないからこそ、メディアに注目されやすかったり応援されやすいポジションになる可能性が高いです。
また、本質的ではないですが、ビジネスにおいて多少のミスをしても若いからという理由で大目にみてもらえることもあるでしょう。

起業 大学生_大学生起業のデメリット

ビジネススキルが乏しい

最大のデメリットはビジネススキルの乏しさだと思います。
やはり、社会に出てからビジネス経験を積んでいる場合とそうでない場合ではビジネススキルに雲泥の差が生じます。

ビジネスマナーといったビジネスの土台から、セールス・マーケティング・事業開発・マネジメントなど体系的にビジネスを学ぶことが出来るのは社会に出て企業に勤めて得られるスキルです。

どれだけ良いアイディアがあっても、ビジネススキルがないと会社は経営できません。
大学生のうえに起業をしたいと考えている方は、ビジネススキルをどのようにインプットしていくかという点はしっかり検討するべきだと思います。

人脈が無い

会社を経営してからは、顧客やパートナー、採用など多くの選択に「人」が関わります。
新卒で会社に勤めると先輩や後輩、同期、クライアント、仕入先、取引先など様々な人との繋がりは増えます。
もしも、新卒で入社した会社が行っている事業と同様の事業で起業をしようと考えている方は、間違いなく会社員になって人脈を築いた上で起業をしたほうが有利になります。

一方、ビジネスパーソンとの繋がり・人脈が無い状況で起業をした場合、目先の売上を獲得することに困らないかもしれませんが、会社を大きくしていく上で不利に働くことはあるでしょう。

起業したいと考えている大学生へ

私の個人的な考えですが

挑戦なくして何も始まらない

と考えています。成功の反対は、失敗ではなく挑戦しないことである。と思っており、大成をするには挑戦あるのみです。

大学生のうちに起業をしても失うものはほとんどないです。
一方、成功した時に得られるものは莫大です。
しかし、成功する確率は決して高くないでしょう。

起業をするという志があるのであれば、いつ・どのように起業するのかという点を在学中に決めておけると良いと思います。
まずは新卒でベンチャー企業に入社して、3年勤めてから起業する。
若しくは、在学中に起業する。また、大手に入社してその後ベンチャーにも転職してから5,6年後に起業するなど。様々なプロセスがあると思いますので、自分にあった起業の手段をしっかり検討しておきましょう。

皆様の起業を心から応援しております。
そして、筆者である私も更に当社を大きくできるよう尽力致します。
是非一緒に頑張りましょう。


起業したい方の無料相談はこちら「起業エージェント」