近年どんどん進む採用手法の多様化によって、どういったサービスを選べばよいかお悩みを抱える人事担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

媒体やダイレクトリクルーティング、合同説明会、人材紹介など多様なサービスがありますが、ベンチャー企業に特化したサービスは少ないのが実情です。

そこで今回はベンチャー企業の人事担当者様に向けて、

おすすめのベンチャー企業特化型の人材紹介サービスをご紹介します。

新卒人材紹介サービスの概要

サービスの概要

人材紹介サービスとは、人事と学生を繋ぐエージェントサービスです。

ナビサイトやスカウトサービスとは異なり、学生との接点から内定承諾に至るまでフォロー体制がある点が特徴的です。

単に学生を紹介するだけでなく、面接後の感想や学生の価値観などを踏まえて、個別の学生に対してどのように、アトラクトを仕掛けていくかという戦術もサポートしてもらえるため、結果に結びつきやすいサービスの一つだといえます。

金額の相場

人材紹介サービスは完全成功報酬型のサービスであることが一般的です。
内定承諾に至るまで一切費用は発生しません。
万が一内定承諾をしてから、入社までの期間に内定辞退が発生した場合も基本的には100%返金されることが多いです。

また、相場価格としては1名あたりの費用が大体60万円〜80万円程度が一般的です。
採用したい学生の要件によっても金額は異なってくることが多く、高学歴学生やエンジニアなど市場に数が少なく採用難易度が高い学生であればあるほど、費用は高くなる傾向にあります。
そのような採用難易度が高い学生の費用は100万円~150万円程度が一般的です。

主なプレイヤー

人材紹介サービスを提供している会社は数多くあります。
サービスを始めることが決して難しくはないため、参入障壁が低く様々な企業が人材紹介サービスを展開しています。
その中でも業界トッププレイヤーを3社ご紹介します。
下記のエージェントは保有している学生のデータ量が圧倒的に多いため、ベンチャー企業の支援も充分に期待できます。

株式会社ベネッセi-キャリア

同社は業界トップの人材紹介会社です。

幅広い大学との取引を持つベネッセのネットワークを活かした学生集客を行っており、圧倒的なデータべースの量に強みがあります。

更には、登録者の約40%が国公立・旧帝大・早慶・GMARCHに所属する学生となっており、優秀な学生の紹介が期待できるエージェントの1社です。

サービスページ

株式会社ネオキャリア 就職エージェントneo

同社は新卒の人材紹介サービスのパイオニアです。

延べ10,000社以上の採用支援実績があり、優秀なコンサルタントが多いです。

また、集客に関してもunistyleを始めとしたオウンドメディアを運営しており独自ネットワークを有している点が特徴的です。

サービスページ

株式会社マイナビ

同社はナビサイト“マイナビ”を運営しており、そのデータを活用しているため業界トップクラスの学生との接点があります。

バックグラウンドがナビサイトを運営しているため、比較的“量”に特化している点が特徴となっているため、母集団形成については非常に効果が期待できます。

サービスページ

人材紹介サービスを利用するメリット

人材紹介サービスを利用するメリットは下記の点が挙げられます。

  • 初期費用が発生しないためリスクを抑えた採用活動を行なうことが出来る
  • 母集団形成~内定承諾まで一連のプロセスのサポートを受けることが出来る
  • 説明会の代行や日程調整のサポートなどがあり、工数削減に繋がる

人材紹介を利用するデメリット

人材紹介サービスを利用するデメリットは下記の点が挙げられます。

  • 採用単価が高い
  • 母集団の量を集めることが難しい
  • 面接の日程調整や最終的な意思決定など、エージェントに依存してしまう

人材紹介会社の選び方

良い人材紹介会社の特徴

人材紹介サービスは非常に属人的な側面が強いです。

下記の様な点を担当のコンサルタントが期待に応えられるかという点次第で、成果は大きく左右されてしまいます。

“自社のことを理解してくれているか”
“自社が属する業界への理解が深いか”
“自社が求める採用ターゲットの理解を出来ているかどうか”

など

そのため、運要素もとても強いですが良い担当であるということがとても大切です。
また、オリジナルの集客施策を持っているかどうかという点も大事です。
学校や自社媒体の運営などの集客施策を持っているエージェントも良い会社の一つの要素となります。

悪い人材紹介会社の特徴

上記の通り、担当の良し悪しは非常に大切なので担当が悪い場合はその会社に期待することは控えたほうが良いでしょう。

また、学生を集客する施策についてもオリジナルの集客施策を行なっていない場合は、1人の学生に対して複数のエージェントが付いていることなども多く、あまり良い会社であるとはいえません。

最後の1つは、エージェント業を行なっていながら、有料で合同説明会などを企画している会社は良くない会社である可能性が高いです。

1人の学生に対して、エージェントとして企業を紹介しつつ、合同説明会でも複数の企業との接点が生じるため、競合数が増えて決定率が下がる可能性が高いです。

新卒 ベンチャー特化型 人材紹介会社

スローガン株式会社 Good find

同社のベンチャー企業に対する支援実績は業界トップクラスです。

“次世代を創るビジネスリーダー”というコンセプトがあり、学歴問わず非常にベンチャー志向で優秀な学生が多い点が特徴です。

紹介後のフォロー体制も盤石で、エージェントとしては珍しくカスタマーサクセスがついて、1人1人の学生に対するきめ細やかな対応を行なっています。

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株式会社アークティブ バリ活

“ベンチャー就活エージェント”と銘打っている業界唯一のエージェントです。

ベンチャー企業に就職したいという定性的な特徴はもちろん、ユーザーの8割が阪大神大/関関同立/地方国公立となっており、関西圏の高学歴層に強みがあるという特徴もあります。

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株式会社リアステージ

後発のエージェントの中で最も勢いがあり業界でも注目を集めているエージェントの1社です。

自社で様々なメディアを運営しながら学生の集客をしており、中でも“ベンチャー就活”というオウンドメディアを運営して、多くのベンチャー志向の学生を抱えています。

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株式会社リアライブ

ビジネスゲームをメインコンテンツとして早期の学生に向けた就活イベント“ジョブトラ”を運営しており、早期のタイミングから意識高く就活をしている学生が多い点が特徴です。

高学歴の学生の中では、就活の登竜門といったブランディングにもなっており、非常にアグレッシブな学生が多いです。

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