学生集客施策 8選【人事/エージェント向け】_2023年度版

就活生を多く集めているメディアは限られております。
大手ナビサイト、マイナビやリクナビ、後発で勢いを伸ばしているワンキャリア、ポート株式会社が運営する「キャリアパーク」などが主要媒体となります。
限りある媒体が送客支援を行っているため、多くの人事やマーケターが大手プラットフォームに依存しがちです。
しかし、各種プラットフォームの運営が永続的に続く保証もなければ、価格も変わらない保証もありません。
実際に、各社の大手プラットフォームは近年、送客単価を上げ続けている傾向があります。

限りあるプラットフォームに対して、数百～数千の人事やマーケターが発注を行うと、金額が安い企業は送客数が低くなってしまいます。
そのため、集客数と単価は反比例の構造にあり、どちらかを選ばざるをえなく、予算がない企業が不利になることが多いです

大手媒体では「価格が合わない」「集客数が目標に達しない」といったお悩みを抱えるご担当者様は、中堅から小規模の送客会社をご利用されることになると思います。
しかし、そうした中規模の会社も大手媒体社から集客をしていることが多いです。
中堅会社がロットで大手媒体社に対して発注をかけることで、安価で大量のDBを抱えることが出来ます。
その結果、1名の学生に対する登録サービスが増えてしまい、最終的な成果（採用や決定）までのCVRは下がるリスクがとても大きいです。

リスティング広告やFacebook広告/Instagram広告、TikTok広告などの広告運用は、数百円から広告を出稿できるため、自社の予算に合わせて少額から広告を運用することが可能です。
出稿自体は数日で完了するため、短期的な成果が見込めやすいですが、効果は保証されていないため、常にPDCAを回し続ける必要があります。

短期的には成果は見込めず、少なくとも半年から1年を見越した上での施策となりますがSNS運用やSEO対策は自社の資産となる得る重要なマーケティング施策です。
必ずしも成果に直結しないので、楽しみながら長期的に取り組み続けることが重要です。
SNSとSEOは費用が一切発生しないので、人件費を除くと実質CPA0円での集客が実現可能です。

短期的に成果が見込め、なおかつ最安（インフルエンサーとの交渉次第）のCPAで集客を実現できる施策がインフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーによる告知では、大手ナビサイトではリーチできないような潜在層へもリーチすることが出来ます。
2023年以降伸びる施策の一つだと考えております。

大学との連携は会社のブランディングという観点でも非常に重要な施策となります。
大学のキャリア相談窓口などの自社の宣伝を行っていただくことで、半永久的にCPA0円での集客を実現することが出来ます。
大学との連携には数年かかることもあるといわれ、尚且つ交渉は難しいため、労力がかかりますが、時間があるご担当者様にはおすすめです。

大学の駅前や人が多く集まる場所などで、ティッシュやビラを配るというアナログな施策をダイレクトサンプリングと呼びます。
ダイレクトサンプリングはエリア次第では自社がリーチしたい学生にピンポイントで訴求を行うことが可能です。

成果報酬で複数のアフィリエイターに広告を成果報酬で依頼することが出来るアフィリエイトは自社で予算を設定した上で依頼ができるため、CPAをコントロールしやすいです。
しかし、競合も多く登録されており、競合よりも低い価格設定をすると、アフィリエイターが告知をしてくれなくなるため、結局は価格競争に陥りがちです。

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集客の理想形が口コミによる集客です。
1人1人のユーザー・学生に対して良質なサービスを提供した結果として、就活生が友達におすすめをして登録が増え続けるという循環が生まれます。
アンコントローラブルな施策ですが、友達紹介と称して、Amazonギフト券などを提供することで友人紹介を促進する施策などが有効的です。