今回は、20代で起業したいと考えている方に向けて実体験をもとに、起業するために必要なことや実際に起業して感じているやりがいや苦悩などをお伝えできればと思い記事を執筆しております。
20代で起業したいと考えている方に向けて、起業することに対する理解を深めていただき、正しい選択を取る上での一助となれば幸いです。
20代で起業した私の自己紹介
初めまして
Nu Realize株式会社代表取締役の冨山大耀です。
本記事を執筆しているのは2022年5月であり、私の年齢は26歳です。
2022年1月26日にNu Realize株式会社を設立致しました。
代表としての経歴はたった3ヶ月です。
そのため、決して偉そうなことを語るつもりはありません。
等身大の私の過去と現在をご紹介させていただくことで、参考になる方がいるのではないかと考えており本記事の執筆に至っております。
私は1995年千葉県で生まれました。
至って普通な家に生まれ中学時代に両親が離婚し、貧乏とは言えないが裕福はできない学生生活を過ごしておりました。
高校の頃からアルバイトに打ち込みました。
非行に走ったこともありましたが、非行をしている先輩たちを見て「こうなってはいけない」と危機感を感じ受験勉強に励み法政大学法学部に入学しました。
大学入学後はアルバイト三昧で、世の中の一通りのアルバイトを経験しました。
ちょっとした小銭稼ぎでパーティを主催したりして、派手な生活をしてましたが客観的に振り返ると普通の大学生だったと思います。
新卒では株式会社ネオキャリアに入社をして4年間採用コンサルタント(営業)をして、マネジメントをしたりしてそれなりの成果を出してましたが、特段目立つこともない普通の社員だったと思います。
そして、2021年12月に株式会社ネオキャリアを卒業してNu Realize株式会社を設立致しました。
20代で起業したいと考えた理由
2つあります。
1点目の理由は「カッコよくなりたい」と思っているためです。
自分にとっての「カッコイイ」の定義が「背が高いこと」や「スポーツが出来ること」などではなく、「ビジネスが出来ること」だと考えていたためです。
2点目の理由は「社会課題を自分の手で解決したい」と考えているためです。
特にこの点に関しては新卒で入社した会社で仕事をしていく中で強く感じるようになりました。
起業した理由は別の記事で詳しくご紹介しておりますので宜しければご覧ください。
20代で起業するまでの経緯
2018年に株式会社ネオキャリアに新卒で入社しました。
そこでは主に人材紹介の営業マンとして様々な企業の採用課題の解決に従事してました。
また、自社メディアのセールスにも携わり「採用」「セールス」「メディア」という3つの軸で4年間仕事をしていました。
入社をする前から絶対に起業すると決めていたので、起業する1年ほど前からMVVの策定やHP作成、マーケティング、セールスなどに打ち込みながら会社員の仕事をしていました。
1年間ほど仕込みをしていたため、お客様から問い合わせをいただく機会などもあり、満を持して起業をしたという経緯になります。
20代で起業してみて
一言でいうと、会社員時代と大きな変化はないです。
価値観や考え方、仕事のスタンス、プライベートの過ごし方など大概のことは大きな変化はありません。
会社員時代から起業することを前提として仕事をしており、仕事に熱中できる環境だったので会社員時代も常に頭の中は仕事で埋め尽くされていました。
起業してからも当たり前ですが、仕事が中心なので大きな変化が生まれませんでした。
しかし、「自分の意思決定で事業を創ることが出来ること」と「成果を出した分だけ金銭的な享受が増えたこと」の2点は起業して良かったと感じることがあります。
なので、私は起業して心から良かったと感じております。
現在、起業を目指す方に向けて完全無料で1on1のサポートを行っております。
起業のために必要な資金や考え方、スキルなど個別でお伝えしております。
ご相談はこちらから※公式LINEでご相談内容をコメント下さい。
20代で起業するメリット/デメリット
20代で起業するメリット
- 失敗してもやり直せる
- 家庭を持っていない場合は仕事に打ち込める
- 世間体が良い(応援を得られやすい)
- 自由な働き方が出来る
20代で起業するデメリット
- ビジネススキルが不充分
- 資金が不充分
- 人脈が不充分
20代で起業したいと考える方に向けて
20代で起業するために必要なこと
起業する理由を整理すること
一番大切なことは起業する理由を整理することです。
理由は何でも良いと思いますが、何故自分が起業するべきなのかという点を自分も、そしていつか抱える従業員やクライアントにも説明できる理由を整理しましょう。
ただ単純に「お金が欲しい」「自由に働きたい」だけであれば起業する必要はありません。
フリーランスや投資家などの選択肢も挙げられます。
自分のためだけでなく、誰かのためになることが起業の理由であれば自然と応援してくれる人や付いてきてくれる人は出てくるはずです。
簡単に途中で放棄できることではありません。
心から本気で成し遂げたいことを明確にした上で起業することが適切です。
起業するための必要な事の棚卸すること
会社を経営する上では「人・モノ・金・情報」が重要と言われています。
その上で起業においては、それぞれ具体的にどの程度、何を準備すべきかという点をお伝えします。
事業計画
行政手続上必要不可欠なものではありません。
しかし、必ず作成すべきだと考えております。
事業計画書を作る理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は社外に対する広報資料としての役割です。投資家からの資金調達を行う際や、サービスを販売する際する際などに会社の事業計画が無いと実現しづらいです。
2つ目は「社内向けに事業の指針を説明するための資料」としての役割です。
お金
起業に必要な資金はざっくり30万円程度あれば充分です。
定款の作成や各種行政への書類登録、実印の作成など、会社を設立する上での最低限の資金としては30万円で事足ります。
勿論、固定費が掛かるビジネスやイニシャルコストが掛かる場合は別途費用が必要となりますが創業時は融資を得られやすいので税理士や金融機関など専門家と相談した上で見立てをつくることをおすすめします。
人材
起業してから充分なお金が無い場合に人材を採用する必要はないと思います。
しかし、中長期的に見た際に必ず人材の採用は企業の成長に欠かせません。
初期段階は業務委託などでスポットで人を雇い、困ったことを外注することをおすすめします。
その場合はクラウドワークスやランサーズなどのプラットフォームで低単価でプロ人材にお仕事をお願いできます。
そして、正社員を採用する場合にはまずは自分のことや自社の理解が深い人材を縁故採用などで採用するべきです。
スキル
起業する上で必要なスキルは4つあると思います。
- 事業(サービス)を創る力
- サービスを広める力(マーケティングスキル)
- サービスを売る力(セールススキル)
- 人を統べる力(マネジメントスキル)
上記4つのスキルは若手では得られづらいスキルです。
特に日系大手企業などでは何か一つのスキルを得る事しかできないでしょう。
そのため、自分が4つのスキルを得るために必要な環境を逆算してキャリアを歩むことをおすすめします。
最後に
起業はあくまで手段です。
起業した先に成し遂げたい目的があるべきです。
必ず、目的を明確にしてから起業を検討していきましょう。
そして、起業することが決まったら起業に必要なことと現状の差分を洗い出して、差分を埋める努力をすべきです。
起業に必要な最低限の準備が整ったら一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
当社では、一歩を踏み出す上での個別相談を行っておりますので、20代で起業したいと考えている方はお気軽にご相談下さい。
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